※‘grub_term_highlight_color’ not foundと表示されている状況でのgrub rescueはこちらへ
やや旧型のノートPCにWindowsXPとubuntuを同居させていました。
ubuntuは12.04を12.10にアップグレードして使用していたのだけれど、
ubuntuのパーテーションをまっさらにしてubuntu12.10を再インストールしてみました。
ようするに、WindowsXPはそのまま。ubuntuが入っていたパーテーションをきれいにして
12.10をクリーンインストールした形です。
インストール自体はすんなりと終了。
ところが!再起動後にgrub rescueの画面が・・・
とりあえず初体験の事なので、いろいろ調べながらやってみた時のメモです。
まずlsコマンドで、パーテーションの一覧を表示させます。
grub rescue> ls
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表示は (hd0,msdos6) (hd0,msdos5) (hd0,msdos3) (hd0,msdos2) といった感じで表示されます。
次に、それぞれのパーテーションの中を同じくlsコマンドで見ていきます。
そして「boot/」ディレクトリがあるパーテーションを見つけます。
grub rescue> ls (hd0, msdos5)/
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※ちなみに日本語キーボードの配列になっていないので注意
「(」 = shift+9
「)」 = shift+0
「=」 = ^
bootディレクトリの場所が分かったら以下のset prefixコマンドを入力します。
grub rescue>set prefix=(hd0,msdos5)/boot/grub
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続いてinsmodコマンドを入力します。
grub rescue>insmod (hd0,msdos5)/boot/grub/i386-pc/normal.mod
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上記のようにnormal.modというファイルに対してこのコマンドを行うのだけれど、
自分の環境だけなのか、12.10からこうなのか解らないのですが、
調べた時に出てきたのはboot/grub直下にnormal.modファイルがあるような記述でしたが
i386-pcディレクトリの中にありました。ここは環境とかで変わるのかもしれないので、
もし、上記のコマンドで駄目な場合はlsコマンドで、事前に調べたほうがよろしいでしょう。
次のコマンドでGRUBが起動されるはずです。
grub rescue>normal
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さて、無事に起動したら端末上で以下のコマンドを実行します。
これをしないと、再起動後にまた上の手順をやるはめになります。
sudo grub-install /dev/sda
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これで、無事に起動できるようになりました。
めでたし、めでたし。
これのおかげで治りました!ありがとうございました!